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2023/12/25 06:30
クリスマスシーズンになると登場するジンジャークッキー。
ジンジャークッキーの由来は諸説ありますが、イギリスの国王ヘンリー8世が、当時流行した病の予防として国民にショウガを食べるように推めたことから、国王をモチーフにした人型のクッキーが作られ始めたそうです。

北欧で伝統的なジンジャークッキーは、ジンジャーのほか、シナモンやカルダモン、クローブなどスパイスがたっぷり入ったスパイスクッキーです。
スウェーデンでは「ペッパーカーカ」、フィンランドでは「ピパル(=ペッパー)カック(=クッキー)」と呼ばれています。
クリスマスの2~3週間前に作られ、クリスマスツリーの飾りつけにしたり、ジンジャークッキーの生地でジンジャークッキーハウスを作ったり、北欧のクリスマスには欠かせないお菓子です。

アラビア アリのプレートでクリスマスのフィーカタイム。
東欧の雰囲気をもったロマンティックなプレートに、スパイスの香りが広がるジンジャークッキーを乗せました。

ARABIA Ali 17cm プレート
ジンジャークッキーは日本でも手に入るスパイスで簡単に作ることができるので、手作りするのもおすすめです。
定番のジンジャーブレッドマンのほかにも、ツリー型や星型などの抜き型で作ると、一気にクリスマスらしくなります。
アイシングで好きなようにデコレーションしても楽しいですよ。
寒い冬の日に、暖かい紅茶やコーヒーと一緒に、スパイスたっぷりの手作りジンジャークッキーはいかがでしょうか。

◆材料(6cmの型で約60個分)
・薄力粉 :440g
・三温糖 :160g
・バター :200g
・卵 :1個
・メープルシロップ:60g
・ジンジャーパウダー:大さじ2
・シナモンパウダー :大さじ1
・クローブスパウダー:小さじ1
・オールスパイス:小さじ1
・カルダモン:小さじ1
◆作り方
①薄力粉とスパイスを合わせてふるっておく。
②ボウルに常温に戻したバターと三温糖を入れてすり混ぜる。
③卵とメープルシロップを少しずつ加えて混ぜる。
④薄力粉とスパイスを加えてさっくり混ぜる。
⑤生地をまとめて丸め、冷蔵庫で30分程ねかす。
⑥生地を2mmの厚さに伸ばし、お好みの型で抜く。
⑦180度に余熱したオーブンで15分焼く。